Column.78
IGアリーナ徹底ガイド
観戦の楽しみ方・名古屋観光・スタッフ体験レポ
世界水準のエンターテインメントアリーナとして、2025年、愛知県名古屋市に誕生した「IGアリーナ」。
仕事帰りに観戦&グルメを満喫したり、試合・ライブの前後に名古屋観光を楽しんだりと、目的やシーンに合わせて楽しみ方は無限大! 今回、スタッフが観戦した体験レポートとともに、IGアリーナの魅力をご案内します。
建築、ラウンジ、最新設備など、IGアリーナの魅力を現地レポート!

IGアリーナがオープンしたのは、名古屋城のすぐ隣にある名城公園の一角。名古屋の玄関口である「名古屋駅」から、最寄りの地下鉄名城線「名城公園駅」までは、約15分。駅の出口を出たらもう目の前がアリーナと、アクセス抜群です。
樹形アーチと呼ばれる特徴的なデザインは、日本を代表する建築家 隈研吾氏によるもの。
公園の自然に、国産材を生かしたモダンな外観が調和し、建築だけでも一見の価値あり!

建物の出入口は、1階の「Mazak GATE G」、2階の「SUNTORY GATE A」、「d CARD GATE B」、「Niterra GATE C」の、計4か所あります。待ち合わせの場所を決めるときは、迷わないようゲートを指定しておくと安心ですね。
大きな荷物はキャッシュレスコインロッカーに入れよう!

コインロッカーは場外に3か所、場内に3か所あります。
(イベント開催日のみ利用可能)
専用アプリを使うと一部のロッカーの事前予約ができます。
予約した時点から課金されるのでご注意ください。
現地で直接利用する場合は、交通系ICカードでのお支払いのみの決済となります。専用アプリのダウンロードや、サイズのご確認は以下のサイトからご確認ください。
エントランスを中へ進むと、木陰天井に包まれた、心地よい空間が広がります。愛知県産のスギ材が効果的に使われており、外からのつながりを感じることができます。


そして、こちらを訪れたらぜひ利用したいのが、プレミアムラウンジ「d CARD LOUNGE」。
ラウンジへのアクセス権付チケットや、ラウンジ利用権のオプション購入者のみが入れる、特別な空間となっています。
ラウンジ内には、2つのバーと2つの飲食店があり、ジャパニーズクラフトジン「六」を使ったカクテルや、クリーミーな泡のザ・プレミアム・モルツ、料亭「河文」やレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」の運営会社がプロデュースする和洋食、職人が握る寿司などを楽しむことができます。なお、IGアリーナでの支払いは、すべてがキャッシュレスとなっています。

日常を離れ、ちょっぴり贅沢なひとときを過ごしてみませんか?
飲食サービスのコンセプトは「食の世界旅行」

プレミアムラウンジ以外にも、アリーナ内には、誰でも利用できるバーや、約20店舗の飲食店があります。
愛知を感じられるご当地メニューはもちろん、和食、洋食、中華、韓国料理、ファーストフード、スイーツまで多彩なラインナップが魅力です。すべてオリジナル店舗で、ここでしか味わえないメニューばかり。
「今日はこれを食べよう」「次はあれも食べてみたい」など、おいしい各国グルメを目的に通うのも、大いにアリです!
4階の「Niterra CASTLE VIEW TERRACE」からは、名古屋のシンボル・名古屋城が!ぜひ忘れずにチェックしてみてください。

空き時間には、企業の体験ブースに立ち寄るのもおすすめです。
ゲームをプレイしたり、イベントに参加できたりと、子どもから大人まで楽しめるスペースになっています。
臨場感抜群!バスケットボールB1リーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」の試合観戦
今回は、バスケットボールのB1所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームゲームを応援してきました。
まずは、試合が始まる前に、会場の様子をチェックしていきましょう!

IGアリーナの形状は、スポーツ観戦に適したオーバル型と、コンサート鑑賞に適した馬蹄型の、両方に対応したハイブリッドスタイル。
今回はバスケットボールの試合ということで、コートをぐるりと取り囲むオーバル型になっていました。
コート中央には、国内最大級のセンターハングビジョンが浮かんでおり、どこか近未来的な雰囲気です。


収容人数は最大17,000人!
日本最大級!
客席は、アリーナ面を包み込むようにすり鉢状に配置され、どの席からも見やすい構造になっています。
こちらは、一番上の4階にあるスタンド席。ハイバックの背もたれが体をすっぽり包んでくれるので、安心して観戦できます。
座席表から想像していたより、コートが意外なほど近くに見えることにも驚きました!
すべての席の座面にクッション性とドリンクホルダーがあるのもありがたいポイント。


続いてこちらの座席は、「d CARD LOUNGE」の目の前にあるプレミアムシート。
座席の幅が広く、ボックス席にはよりゆったりとしたシートや机が付いた席があるなど、長時間座っても疲れにくい!
いよいよ選手が入場し、会場の熱気も高まってきました。
五感を刺激するダイナミックな光や音の演出、公式チアリーダーズ「ダイヤモンドルージュ」によるダンス、公式マスコット「ディーディー」によるイベントもあり、バスケ好きはもちろんのこと、初めての観戦でも十分楽しめる内容になっています。

いざ試合が始まると、スピード感あふれるプレーの数々が、目の前で次々展開されていきます。
手に汗握る試合展開に、思わず応援にも熱が入り…気づけばすっかりチームのファンになってしまいました。


アリーナ席に面した飲食店舗では、扉を出ることなく購入できるので、ハーフタイムに「追加でパパッと注文したい」なんて時にも便利ですね。
仕事帰りにおすすめ!
スポーツ観戦でリフレッシュ&世界のグルメを堪能
IGアリーナは名古屋の中心街にあるので、仕事帰りに立ち寄って楽しむこともできます。
非日常のエンタメ空間は、忙しい日々の息抜きや、ストレス発散にももってこい!

飲食店舗では、IGアリーナの公式アプリからのモバイルオーダーがおすすめです。
全館で5G、最新規格のWi-Fi7を導入しており、安定した通信環境で、注文もスムーズ!
列に並ばず、指定した時間に専用窓口から受け取れるため、大事な試合のシーンを見逃すこともありません。
世界各国のたくさんのメニューがあるため、何度も通って、気になるメニューを制覇しましょう!

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
名古屋を本拠地とし、B1リーグに所属するプロバスケットボールクラブ。
スピードと迫力に満ちたトランジションバスケットを武器に、エネルギッシュなプレースタイルで観客を魅了します。
レギュラーシーズンにはIGアリーナでのホーム戦が30試合あり、自分だけの席で観戦できる年間シートも販売されています。
イベントの前後に行きたい! 名古屋よりみちガイド
IGアリーナは、東京駅から約100分、新大阪駅から約50分、中部国際空港(セントレア)から約30分と、全国各地からアクセスしやすいロケーションにあります。推しチームの応援や、大好きなアーティストのライブを楽しみに訪れるなら、この機会に名古屋観光も一緒に満喫しませんか?
遠征の思い出がさらに素敵なものになります。ライブや試合観戦後の打ち上げグルメにオススメの穴場グルメスポットもご紹介します。

名古屋遠征におすすめ! IGアリーナ+名古屋観光 欲張りプラン
●名古屋城、名古屋城本丸御殿、金シャチ横丁
名古屋観光といえば、まずはここから! 江戸時代に徳川家康が築城した名古屋城では、おもてなし武将隊®がお出迎え。
「近世城郭御殿の最高傑作」と称された本丸御殿も復元され、絢爛豪華な世界が広がります。
帰りは金シャチ横丁に立ち寄って、江戸風情あふれる町並みや、食事、買い物を楽しみましょう。

名古屋城 / 名古屋城本丸御殿
約260年にわたり、尾張徳川家の居城となった「名古屋城」。
再建された天守は、国の特別史跡に指定されています。蘇った「本丸御殿」では、最も豪華な上洛殿や、将軍専用の風呂場などを見学できます。

金シャチ横丁
なごやめしの名店やご当地土産、老舗和菓子店の茶屋などが揃う「義直ゾーン」(正門側)と、名古屋の新しい食文化を発信する「宗春ゾーン」(東門側)に分かれています。
名古屋城を象徴する「金のシャチホコ」をモチーフにした、オブジェやグルメもお見逃しなく!
●名古屋のレトロ商店街
古き良き雰囲気が漂う、レトロな商店街を歩いてみましょう。IGアリーナから最も近く、新店ラッシュで活気づく「柳原通商店街」をはじめ、商店街のあちこちに七福神の石像が鎮座する「弁天通商店街」、昔懐かしいアーケード街に商店が並ぶ「円頓寺商店街」「円頓寺本町商店街」、新旧のカルチャーが融合する「大須商店街」など、それぞれに個性と魅力がたっぷり!

柳原通商店街
名古屋城の北東約1kmに位置する、歴史ある商店街。
IGアリーナの開業に合わせて、焼き菓子ショップ、コーヒースタンド、たこ焼き店、イタリアレストラン&ワインバーなど、注目の新店が続々オープン!

弁天通商店街
地下鉄鶴舞線「浄心駅」から徒歩1分。
七福神が鎮座する商店街を一回りすれば、ご利益にあやかれるかも!?
毎月3日は特売日の「弁天市」、毎月3日と第三土曜の午前中には、こだわりの食材が並ぶ「弁天マルシェ」が開催されます。

円頓寺商店街
高層ビル群のほど近くに、昔ながらの風情を残す商店街。
喫茶店、精肉店、履物店などが軒を連ね、由緒ある寺社も点在しています。
町並み保存地区に指定されている四間道からもすぐの場所にあり、散策の楽しいエリアです。

大須商店街
名古屋の中心地・栄エリアの南側に広がり、活気あふれる商店街。
家電、古着、ポップカルチャーなど、多様なジャンルの約1,200店舗が軒を連ねます。
また、みたらし団子から最新スイーツまで、食べ歩きグルメも充実!
●歴史的建造物を歩いて巡り、栄エリアで宿泊
IGアリーナでの試合やコンサートの終演後は交通機関が込み合うこともあるので、気候のよい季節には歩いて移動するのもおすすめです。浄心駅を利用したり、国の重要文化財「愛知県庁」「名古屋市役所」が並ぶ官公庁街を抜け、大津通から栄エリアに向かったり、思い思いの楽しみ方も。「中部電力 MIRAI TOWER」、「Hisaya-odori Park」、「オアシス21」、ショッピングビルなどが立ち並び、遅い時間まで楽しめる飲食店や、宿泊施設が多くあります。

中部電力 MIRAI TOWER
1954年に日本で初めての集約電波鉄塔として建設され、国の重要文化財に指定されました。
地上90mの室内展望室のスカイデッキや地上100mの屋外スカイバルコニーからは、名古屋の街並みや夜景が一望できます。
アート作品が彩るタワー内のホテルで宿泊もできます。

Hisaya-odori Park
久屋大通沿いの公園と商業施設が一体となり、カフェ・レストラン・ショップなど約40店舗が出店しています。
ライトアップされた「中部電力 MIRAI TOWER」を眺めながら、気になるお店を巡り、公園を散策してみましょう。

オアシス21
空中に浮かぶガラスの大屋根「水の宇宙船」がシンボルの複合施設。
暗くなって「水の宇宙船」がライトアップされると、さらにフォトジェニックでロマンチックな雰囲気に。施設内には、飲食店&ショップ、観光案内所、休憩スペースもあります。
2026アジア・アジアパラ競技大会の会場にもなっている「IGアリーナ」で、次世代のエンタメ空間を体験しよう!
IGアリーナでは、今回観戦したバスケットボール以外にも、夏の大相撲名古屋場所、国内外のアーティスト公演や国際的なスポーツ大会が開催されています。
また、第20回アジア・アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)の会場のひとつにも指定されており、世界の注目度も上昇中!

試合やライブ以外のお楽しみも多いので、時間に余裕を持って来場するのがおすすめです。
次世代のエンターテインメント空間を、ぜひあなた自身で体感してみてください。






















