尾張四観音の節分がスゴい!
1610年徳川義直公により名古屋城が築城され、その後清須越えにより、城下町が整備された折りに鬼門にあたる4つの方角からの邪気を防ぐため四観音「甚目寺(北)・笠寺(南)・龍泉寺(東)・荒子(西)」が暦による四方に設定されました。その年の恵方に近い観音様は「恵方観音」と言われ、参拝すると強いご利益を得られると言われています。名古屋では、この尾張四観音による「恵方参り」が有名ですが、これは暦にある「歳徳神」の住む方位を恵方(あきのかた)と言い、この四観音の内その年の「恵方」にある観音へ参拝するよう城下町の商人に推奨したのが始まりだと言われています。しかし、その時代には、まだ今のような「節分」の行事は行われていませんでした。この政策は名古屋だけの考え方で、信仰としての観音と、関所(下馬をする場所)としての観音(信仰と政策)を合わせた考え方にて施行されたものではないかといわれています。
見事な南大門は国指定重要文化財
甚目寺は、すでに奈良時代前期には伽藍が作られたとされ、境内からは白鳳期の瓦も出土しています。見どころは、国指定重要文化財である南大門。三間一戸の楼門で、屋根は入母屋造、こけら葺。下層の中央を通路とし、その両脇後方に金剛力士像を安置しています(一説によると、あま市出身の戦国武将福島正則が豊臣秀吉の病気平癒のために寄進したといわれています)。この存在感のある南大門は県内最古の楼門の遺構で、鎌倉時代初期の和様を基調とした雄大な建築!ほかにも国指定重要文化財の三重塔と東門が見られます。
秘仏の十一面観音像は50年に一度開帳
甚目寺の本堂に安置されているのが十一面観音像。厳重秘仏のため、50年に一度御開帳されるのみ。(しかし前々回は2001年、前回は愛染明王像・重要文化財指定記念、仁王像修復記念法要として2012年に御開帳されているので、ひょっとしたら…の期待も!)十一面観音像は、地方には大変珍しい奈良時代の木心乾漆像。専門家も注目する重要な観音像、生きているうちにぜひ見たいですね!
境内でオシャレな手作りマルシェを開催
毎月12日10:00~14:00に行われる「暮らしの朝市」、毎月21日10:00~14:00に行われる「風土マルシェ」。パンやピザ、手作り雑貨などの職人さんや作家さんが集まり、この日ばかりは境内もおしゃれな雰囲気に様変わり。センスのいい雑貨やフードを前に、どれにしようか目移りしそう。(ねらい目はやはりオープン!人気ショップは早めに完売してしまうので…)
基本情報
| 所在地 | 〒490-1111 あま市甚目寺東門前24 |
|---|---|
| お問い合わせ | 052-442-3076 |
| 料金 | 祈祷料:3,000円 ※ 祈祷料3,000円以上 |
| 営業時間 | 8:00~16:00 12月31日は23:00~翌2:00すぎまで。 1月1日3日は7:00~17:00まで。 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | 12台 無料 |
| その他の主な施設 |
関連リンク
アクセス
住所: 〒490-1111 あま市甚目寺東門前24
- 電車でお越しの場合
- 名鉄「名古屋」駅から、名鉄「甚目寺」駅下車。徒歩5分



