瀬戸市
瀬戸蔵ミュージアム 企画展「『瀬戸町誌』発刊110年 大正時代の瀬戸と印刷技術」(せとぐらみゅーじあむ きかくてん「『せとちょうし』はっかん110ねん たいしょうじだいのせとといんさつぎじゅつ」)
開催日 : 2025年08月23日 ~ 2025年11月30日
大正天皇の御大典を記念して編纂された『瀬戸町誌』は、瀬戸に関する公式な地誌となる最初の書籍で、1915年(大正4)に発刊されました。その後、1930年(昭和5)に『瀬戸町誌』の増補改訂としての『瀬戸市誌』が執筆されますが、未定稿で発刊はされませんでした。戦後の1957年(昭和32)になると、新たに編纂委員会が組織され、1967年(昭和42)『瀬戸市史 陶磁史篇三 瀬戸の染付焼』が発刊、以降、『陶磁史篇』全六巻のほか、『資料編』六巻、『瀬戸市民俗調査報告書』四巻、『民俗編』、『瀬戸市近世文書集』全七集、『近世の瀬戸』が発刊され、2007年(平成19)、2010年(平成22)に『瀬戸町誌』以来となる通史、『瀬戸市史 通史編』上・下が発行されています。現在は、陶磁史篇の続編として近世・近代以降を展望する七・八巻の編纂がスタートするなど、瀬戸の歴史を紡ぐ事業は引き続き行われています。
本展では、『瀬戸町誌』発刊110年を記念して、本誌に見られる大正時代初めころの瀬戸を俯瞰していきます。また、近年寄贈いただいた資料に、本誌掲載の写真図版を印刷するための原版が見つかりました。本誌を印刷した会社は、東京の秀英社、現在の大日本印刷の前身にあたり、当時から大手のひとつであるため、原版と共に大正時代頃の印刷技術についても紹介します。
イベントの概要 outline
- 開催日
- 2025年8月23日(土)~11月30日(日)
- 開催時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 開催場所
- 瀬戸蔵ミュージアム内 中央通りギャラリー
- 所在地
- 〒489-0813
瀬戸市蔵所町1-1 - 料金
- 一般520円/65歳以上・高大生310円
※ 20名以上は団体割引あり
※ 中学生以下・妊婦・各種障がい者手帳(ミライロID可)をお持ちの方は無料
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
- トイレ
- 有り
- お問い合わせ
- 0561-97-1190
- 定休日
- 9月29日(月)、10月27日(月)、11月17日(月)
- 駐車場
- 【普通車】
189台/最初の1時間無料、以降1時間毎に100円
【バス】
9台/無料(要事前予約)
アクセス方法access
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電車でのアクセス
名古屋駅から、地下鉄東山線「栄」駅下車。名鉄瀬戸線に乗り換え「栄町」駅より「尾張瀬戸」駅下車。東へ徒歩5分
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車でのアクセス
◎東名高速道路「名古屋IC」から30分
◎東海環状自動車道「せと赤津IC」から10分