古川美術館・分館爲三郎記念館
分館爲三郎記念館 特別展「生誕110年 加藤舜陶展」(ふるかわびじゅつかん・ぶんかんためさぶろうきねんかん
ぶんかんためさぶろうきねんかん とくべつてん せいたん110ねん かとうしゅんとうてん)
開催日 : 2025年08月23日 ~ 2025年09月21日
分館爲三郎記念館では生誕110年を記念して"加藤舜陶展"を開催します。陶芸家・加藤舜陶は「陶芸灰釉系技法」の愛知県指定無形文化財保持者です。舜陶は愛知県瀬戸市で最も古い釜業地のひとつとして知られる赤津に、製陶業を営む家に生まれます。「灰釉の舜陶」として主に日展で活躍し、酸化コバルトを下地に灰釉を掛けた碧彩をつくり出し、灰釉技法の幅を広げます。その後、透明感ある釉調が特徴となる瀬戸伝統の御深井釉の研究のほか、87年には勲四等瑞宝章を受章。1991(平成3)年、第23回日展において灰釉花器「悠映」で内閣総理大臣賞を受賞します。94年には「陶芸 灰釉系技法」で愛知県指定無形文化財保持者に認定されました。長年にわたり日展や新聞社が主催する公募展の審査員を務め、また、地元の瀬戸陶芸協会会長を歴任されるなど、後輩の指導・育成にも尽力しました。
今回、加藤舜陶のご子息様より、26点の舜陶作品をご寄贈いただきました。それをご紹介するだけでなく、灰釉の舜陶として名を馳せた"加藤舜陶"を改めて多くの方に知っていただく機会と致したく、本展を開催いたします。
あわせて、作品と同じく多数お預かりした貴重な舜陶作品をグッズとして、爲三郎記念館のコーナーでも特別価格で販売を予定しております。
関連イベント
担当学芸員によるギャラリートーク
加藤舜陶展の担当学芸員による作品解説です。
【日時】8月23日(土)、9月5日(金) 各日11:00~
【参加費】無料 ※ 別途入館料が必要
二つのお祝い茶席-加藤舜陶生誕110年&重陽の節句- 要事前予約
加藤舜陶氏の生誕110年と「重陽の節句」をお祝いする茶席です。
【日時】9月6日(土)
1席目10:15~ 2席目10:45~ 3席目11:15~ 4席目11:45~ 5席目12:15~ 6席目12:45~
【定員】各席5名
【参加費】2,000円[お土産付き] ※別途入館料が必要
【会場】爲三郎記念館 太郎庵
イベントの概要outline
- 開催日
- 2025年8月23日(土)~9月21日(日)
- 開催時間
- 10:00~17:00(入場は16:30まで)
- 開催場所
- 分館爲三郎記念館
- 所在地
- 〒464-0066
名古屋市千種区池下町2-50 - 料金
- [古川美術館・分館爲三郎記念館共通入館券]
大人1,200円/高・大学生500円/中学生以下無料
[美術館単館券]900円
[爲三郎記念館単館券]600円
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
- トイレ
- 有り
- お問い合わせ
- 052-763-1991
- 定休日
- 毎週月曜日(祝日の場合は、翌平日に休館)、9月16日
※ ただし9月15日は開館 - 駐車場
- 無料・普通自動車10台
◎美術館前駐車場(6台)
◎記念館第1駐車場(4台)
◎特約のコインパーキング1時間無料
(1時間以上の場合20分につき100円)
※ 大型バス対応できる駐車場はございません
アクセス方法access
-
電車でのアクセス
◎地下鉄「池下」駅下車、徒歩約3分
◎地下鉄「覚王山」駅下車、徒歩約5分 -
車でのアクセス
名古屋高速道路「春岡IC」より約8分